
おせち料理を食べるタイミングは地域によって異なります。一般的には元日から食べますが、北海道や青森県などでは大晦日から食べ始める習慣があります。元日は年神様への供え物としての意味を重視し、大晦日は家族団らんや昔ながらの風習を祝う意味があるとされています。現代ではご自身のライフスタイルに合わせて柔軟に決めることが多く、どちらも正しい食べ方とされています。
本記事では、おせち料理を食べるタイミングやもともとは季節の変わり目に食べられていたこと、おせち料理の種類ごとの日持ちの目安について表組みで解説します。また、アンケート結果をもとに「京都祇園料亭 や満文青木庵 慶祥二段重」「京都祇園料亭 や満文青木庵 華匠膳三段重」「膳人(かしはびと) 和洋中二段重」のおすすめおせち3選もご紹介します。
■この記事で分かること
お正月の風物詩であるおせち料理は、大晦日から食べ始めてもよいのでしょうか?
おせち料理を食べ始める時期と、いつ頃から準備を始めればよいかについて、まとめてみました。
おせち料理を食べ始めるタイミングは、大晦日と元日のどちらでも問題はありません。
ただ実際には、元旦から三が日にかけて食べる家庭が多いと言えます。
元旦とは「元日(1月1日)の朝」のことです。元旦から食べる家庭が主流ですが、地域やライフスタイルの違いによっては、大晦日から食べる家庭もあります。
おせち料理は、食べ始める日の数日前から作り始めるようにします。
まずは、日持ちのする料理から作り始めるのが基本です。献立は12月半ばまでに決めておき、冷凍保存できる食材や乾物などはできるだけ早めに用意しておくようにしましょう。
食材は、年末になるにつれて値段が高くなったり、売り切れたりしやすくなるため、直前の購入では手に入りにくくなる可能性があります。
おせち料理は現在、お正月に食べるものとして親しまれていますが、もともとは正月だけでなく五節句のたびに、年6回にわたって神様へお供えする「お節供(おせちく)」に由来する行事食だったとされています。
この風習は江戸時代に庶民の間にも広まり、なかでも重要とされていた元旦のお節供だけが「おせち」として残っていったと考えられています。
おせち調理を食べ始める時期には、実は地域差があります。
自分が住んでいる地域や出身地以外は知らないことが多いですが、元日に食べるのはきちんとした理由があります。
関東地方、関西地方を含む多くの地域では元日から食べることが一般的です。
沖縄では、伝統的におせち料理とは別に、「田芋田楽」をはじめとした郷土料理や豚肉料理、オードブルと呼ばれる盛り合わせなどを食べる文化があります。
おせち料理は、ライフスタイルによって、同じ元日でも朝から食べる場合と夕方から食べ始める家庭に分かれます。
朝から食べ始める場合は、家族揃って食べることが多いと言えるでしょう。
大晦日は夜更かししやすく、早朝から初詣に出かける家庭もあるため、元日は遅めの朝食になることもあります。
夕方から食べ始める場合は、親戚へのあいさつ回りやデパートの初売りなどを終えてからというケースが多いようです。
おせちという名前は、「節日(せつにち、せちにち)」と呼ばれていた季節の変わり目に宮中で催されていた「節会(せちえ)」という行事に由来しています。節会は奈良時代に始まったと言われており、この祝宴で神様に供える食べ物のことを「お節供(おせちく)」と呼ぶようになりました。
お節供は古来、元日と五節句の1年で計6回、振る舞われていました。五節句とは、1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日のことで、中国から伝わった暦や風習がもとになっています。
お節供はその後、江戸時代に大衆化されて民間に広まっていきました。元旦だけは、現代でもおせち料理を食べる文化が残っています。
おせちは日持ちする料理が多く、元日から食べ始めるようにしておけば、三が日まで食べ続けられます。
もともと日持ちしやすいとはいえ、具材ごとにその期間は異なるため、あらかじめ注意が必要です。
三が日は親類縁者が集まることが多く、どうしても料理の負担が大きくなりがちですが、おせち料理を振る舞うことで、料理や洗い物などの手間を減らすことができます。
「料理の手間を減らす」というのは実利的な理由ですが、そのほかに、「かまどを守る荒神様に、正月は休んでいただくため」という伝承があります。荒神様は火の神様として知られており、正月に火を使わないことで火事が起こらないようにする、という理由もあったようです。
また、料理をすると出てくる「灰汁(あく)」は「悪」につながるため、正月には調理を避けたほうが良いとされています。
大晦日におせち料理を食べ始めるのは、どのような地域でしょうか。
地域特有の理由もあわせて、ご紹介します。
他の地域と比較すると、北海道や東北地方の一部はおせちを大晦日に食べる家庭が多いのが特徴です。
これは、北海道独自の「年取り膳」という風習が影響しているためと考えられています。
年取り膳とは、大晦日に豪華な料理を家族全員で食べることで新しい「年神様」を迎える風習のことです。
「年神様」とは、正月神や歳徳神(としとくじん)とも呼ばれる神様で、全国的にも知られているお正月の神様です。
九州・四国地方の一部でも、年取り膳の影響でおせちを大晦日に食べる地域があります。
年越しそばは、大晦日の夜に食べるケースが多いようです。夕方などの早い時間帯におせちを食べた後、しばらく経ってから年越しそばを食べます。
北海道では、その後に初詣に行く風習が残っています。
また、雑煮は大晦日のおせちの残りとともに、元日に食べることが多いです。北海道ではお正月の食べ物として、「口取り」という練り菓子を食べることがあります。
本来おせちは大晦日に食べるもので、江戸時代の後期以降から元旦に食べるように変わったとされています。
理由は、おせちが新年の来客のおもてなしに使われるようになったためです。旧暦が利用されていた時代は、日没が1日の始まりでした。当時は、大晦日の日没を元旦とみなしていたのです。
そのほかには、戦前まで続いていた「数え年」の影響も考えられます。
数え年では、誕生日ではなく正月を迎える際に1歳ずつ増える計算になります。大晦日にみんなでおせちを食べることで、誕生を祝う意味があったと言われています。
元日は外出の機会が多く、どちらかというと大晦日の夕方のほうが家族は揃いやすいという理由もあります。また、大晦日に別途食事を用意する手間を省け、家族揃って食卓を囲みやすいというメリットもあります。
大晦日に食べることで「より新鮮な状態のおせちを食べられる」という良さがあります。
意外と残りがちなおせちの残りものを少なくできるのも、大晦日に食べ始める利点です。
旧暦をベースに年中行事を行うことが多い沖縄では、旧正月に、「御三味(うさんみ)」と呼ばれる重箱料理を食べる風習が残っています。御三味は先祖の墓や仏壇に供える料理を指します。
御三味は沖縄の方言で「多くの美味しい味」を意味するとされ、全部で9種類のおかずで構成されるのが一般的なようです。まずは仏壇や先祖にお供えし、そのあとで家族一緒にいただくという流れが多いと言われています。
おせち料理は具材ごとに日持ちする期間が異なります。いつ食べ始めるか、いつまでに作るかを考えるうえでも各料理の目安は知っておきたいポイントです。代表的な料理の日持ちの目安を、以下にまとめました。
| 料理名 | 冷蔵の目安 | 冷凍の目安 |
| 黒豆 | 約5日 | 約1ヶ月 |
| 数の子 | 約1週間 | 食感が変わるため冷蔵推奨 |
| 昆布巻き | 約1週間 | 約1ヶ月 |
| 田作り(ごまめ) | 約10日 | 約1ヶ月 |
| 栗きんとん | 2〜4日 | 約1ヶ月 |
| 煮しめ・筑前煮 | 3〜4日 | 約1ヶ月 |
上記はあくまで目安のため、保存状態や商品によって前後することがあります。購入したおせちの場合は、商品に記載された賞味期限・消費期限を必ず確認するようにしてください。また、通販や店舗で購入したおせちの場合、冷蔵(生おせち)であれば2〜3日程度、冷凍であれば1ヶ月程度が目安とされています。
おせち料理を食べ始めるタイミングは、大晦日と元日のどちらでも問題はありません。元旦から三が日にかけて食べる家庭が多いですが、地域や家庭の風習によって異なります。
北海道や東北地方、甲信越地方、四国や九州の一部では、おせち料理を「大晦日の夕食として食べる」「年越しそばと一緒に食べる」などの風習があります。
昔は、正月を迎える前の大晦日に殺生を連想させる動物の肉を口にするのは縁起がよくないとされ、豚肉や牛肉を避ける風習があったと言われています。ただし、これは古くからの言い伝えであり、現代ではとくに気にせず食べても問題ないとされています。なお、大晦日の定番である年越しそばは、「一年の厄を断ち切る」という意味から、年内に食べ終えるのが縁起が良いとされているようです。

理由1
豊富なラインナップから、
ぴったりの一品を。
伝統の和食から洋食・中華・個包装まで。お客様の約9割が「商品ラインナップの魅力を感じた」と回答。どんな家族の形にも対応する品揃えです。
※2025-2026年購入者アンケート(n=279)。商品ラインナップの魅力を1つ以上回答した方の割合(89.2%)。

理由2
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郵便局限定おせち。
有名料亭や人気の名店が監修した「郵便局限定おせち」が揃います。ハレの日にふさわしい特別な逸品を、この機会にぜひ。

理由3
全国の食卓へ、
新年のおせちを
郵便局のネットワークで、全国のご家庭へおせちをお届けします。
※一部お届けできない地域がございます。

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次から、アンケートを元にしたおすすめ商品を紹介するのでぜひ参考になさってください。
2026年のおせちをご購入・回答いただいたアンケートを元に、郵便局のネットショップのおすすめおせちを3選ご紹介します。2027年のおせち選びにご活用ください。

京都祇園の名料亭 や満文青木庵が監修。海と山の恵みを吟味し、繊細な味わいと華やかな彩りに仕立てて、新春の祝席にふさわしい、気品あふれる逸品。

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今回の記事では「おせち料理をいつ食べるか」について、元日以外に食べ始める地域の情報をあわせてご紹介しました。
三が日に食べるイメージが強いおせち料理ですが、必ず元日に食べ始めなければいけない、という決まりはありません。「元日は忙しくて、家族がなかなか揃わない」という場合は、大晦日にみんなで揃っておせち料理を食べ始めてみてはいかがでしょうか。
いずれにしても、年末はいろいろな用事が重なることが多いため、おせち料理は早めに準備を進めた方が無難です。
「郵便局のネットショップ」では、おせちの通販を行っています。
有名店とコラボした郵便局限定のおせちをはじめ、定番ものから個包装のおせちまで幅広いラインナップが揃っており、ランキングや予算、人数別から選べるため、ご自宅にいながら手軽に注文できます。
特に人気商品は、11月中でも売り切れになる可能性があります。早めに注文を済ませて年末に届くように手配すれば、いつでも家族が揃ったときに食べられるので安心です。
※云われについては諸説あります。

実家に送りました。
お手頃に良い商品を買うことができ、友人、知人など周りからも高評価でした。
家族でいただきましたが、美味しかったです。

博多のおせち料理でしたが、どの料理も味が塩辛くなくて美味しかった。
88歳の母も普段食が少ないのですが、三段重ということもあってか、色々な種類を食べてくれました。
冷凍状態も良かったです。
また来年も頼みたいです。

毎年母が作ってくれていましたが、今年はゆっくりしてもらおうと思い、初めておせちを購入しました。想像していた以上に美味しく見た目も豪華でまた来年も買いたいと思いました。

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