「くわい」の意味・いわれ

くわいは、お正月を逃せばなかなか食する機会のない珍しい野菜です。一般的に出回っている青くわいはほろ苦く、じっくり煮ていただくとホクホクとした食感で美味です。ただアクが強いので必ず水にさらし、米のとぎ汁で下茹でしましょう。

ピンポン球のような塊茎から突き出た芽を「芽出たい(めでたい)」として縁起を担いでいます。また、空に向かってまっすぐ伸びた芽を出すくわいの姿を、出世する人間の姿に重ね合わせ「立身出世」の象徴とも考えられています。

縁起のいいくわいの形を崩さないように芽は残し、丁寧に塊茎の皮を剥いて六角形または八角形に形作ります。これは万年生きるとされる亀をかたどっており、「不老長寿」を願うためです。

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