ご用途と「のし紙」について
ご用途と「のし紙」について
主な表書きと用途
一般的な表書きは下記のようになっております。下記以外もご指定いただくことは可能です。
※状況と場合によっては、下記内容とは異なる場合があります。
- 結びきり
- 一度結ぶと引っ張ってもほどけないことから、重ねて起きてほしくない場合に用います。
- 蝶結び
- 引っ張ればほどけて、何度でも結び直せることから、将来重ねて起こってもさしつかえない場合に使います。
ご用途 | 内容 | のし紙形態 | ご用途 | 内容 | のし紙形態 |
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婚礼内祝 | 結婚のお祝いをいただいた方へのお返し。 | 内祝 | お祝のお返し(出産・入学・新築など)お祝をいただいた方へのお返し。 | ||
寿 | 引出物。挙式・披露宴に出席していただいた方へのお礼。結婚される方へのお祝い。 | 御見舞 | 病気、怪我で療養中の方などへ御見舞いを差し上げるときに使います。 | ||
無地のし | のし上に表記なし | 快気祝 | 病気、怪我が治って御見舞いをいただいた方へのお返し。 | ||
御中元 | 御中元 | 御礼 | お祝いをいただいた方へのお返し。 | ||
御歳暮 | 御歳暮 | 御祝 | 「出産祝」、「入(進)学祝」、「合格祝」、「新築祝」、「昇進(昇格)祝」などのお祝い。 | ||
記念品 | 記念品 | 御挨拶 | 引越しされた時のご近所への御挨拶など | ||
新築内祝 | 新築内祝 | 粗品 | 粗品 | ||
寸志 | 寸志 | 快気内祝 | 病気、怪我が治って御見舞いをいただいた方へのお返し。 |
志 | 香典返し 霊前に送られた供物、供花のお返し。仏式では忌明け(逝去後49日目=七七日忌)後、香典をいただいた方へのお返しをします。35日目=五七日忌後にお返しする 場合もあります。 |
満中陰志 | 香典返し 霊前に送られた供物、供花のお返し。仏式では忌明け(逝去後49日目=七七日忌)後、香典をいただいた方へのお返しをします。35日目=五七日忌後にお返しする場合もあります。 |
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粗供養 | 法事・法要のお返し | 無地のし | 無地 | ||
偲び草 | 偲び草 |
のしの基礎知識
贈り物をする際には、品物に「のし紙」を付けるのがマナーです。
慶事用・弔事用など、種類がさまざまあるので、贈る目的や品物に応じて使い分ける必要があります。
また、のしは生ものにはつけないことになっています。
贈答品が生物(鮮魚・精肉・鰹節など)の場合と、弔事全般、病気見舞い、災害見舞いなどにはのしは付けません。