お中元のお礼状の書き方・マナーや例文を紹介

お中元のお礼状の書き方・マナーや例文を紹介

日ごろお世話になっている方に贈る「お中元」。お中元をいただいた場合に感謝の気持ちをどのようにお返しすればよいか悩むことはありませんか。お中元をいただいたら、まずは早めに「お礼状」を出すのが一般的とされています。「お礼状」の形式は、手紙やはがきが一般的とされていますが、相手との関係性や状況に応じて、電話やメールなどで感謝を伝える方法を選んでも差し支えありません。

今回は、お中元への感謝の気持ちをしっかり伝えるための書き方とマナーを紹介します。

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この記事で分かること
  • お礼状の送付は、品物到着から3日以内が望ましいとされているが、状況に応じて無理のない範囲で送るとよい
  • 相手に喜ばれる「手書き・印刷」「縦書き・横書き」の選び方
  • お礼状の構成は頭語から結びまで5つの要素を基本とし、感想を添えるのがポイント

お中元のお礼状とは?

お中元を受け取ったら、お礼状を出すのが一般的とされていますが、相手との関係性や状況に応じて、電話やメールなどで感謝を伝える方法を選んでも差し支えありません。 お礼状はお中元・お歳暮だけでなく、結婚・出産祝いを受け取ったとき、結婚式にご列席いただいたときなど、感謝を丁寧に伝えたいシーンで送られます。心に留めておくと、今後の暮らしのさまざまな節目でも役立ちます。

お中元を受け取った時のマナー

お中元のお礼状の書き方・マナーや例文を紹介

お中元を受け取ったあとのマナーについて、簡単に紹介します。

●まずは電話でお礼を伝えると丁寧

いきなりお礼状を送っても問題ありません。ただし、受け取って中身を確認したら、可能であればまずは電話でお中元を贈ってくれた相手に報告すると丁寧な印象になります。忙しい人の場合は電話をしても連絡がつかない場合もありますので、相手にあわせて電話するかどうか決めてみてください。電話が難しい場合は、メールなど他の手段での連絡でも構いません。

●お礼状を送るタイミングは1週間以内を目安に

お礼状はお中元などの品物をいただいたときに、贈っていただいた相手に対してお中元を受け取ったことと感謝の気持ちを伝えるものです。 お礼状は、お中元が届いたらなるべく早く出すといいでしょう。一般的には品物の到着から数日以内、遅くとも1週間以内に出す方法がよく見られますが、状況に応じて無理のない範囲で対応する形でも差し支えありません。

●お返しは基本的に必要ない

お中元を受け取っても、基本的に品物をお返しする必要はありません。しかし、「一方的にもらうだけではなくギフトを贈りあいたい」という相手には、お返しを贈ると良いでしょう。その際もお礼の連絡を先に行い、少し時期をずらしてお返しを届ける方法がスムーズとされています。お返しの品物選びでは、価格帯に注意しましょう。相手から贈られたお中元よりも高価なものを選んでしまうと、「お中元は結構です」という意味で伝わってしまう可能性があります。

お中元のお礼状の送り方

お中元のお礼状は、お礼を伝える文面だけでなく、送り方にもさまざまなマナーがあります。お中元を贈ってくれた相手に感謝を丁寧に伝えるためにも、お礼状の一般的な送り方を理解しておきましょう。

●手紙・はがきで送るのが基本

お礼を伝える手段は、相手との関係性に合わせて柔軟に選ばれています。お仕事関係などでより丁寧にお伝えしたい場面では「手紙」、少しカジュアルに近況を添えたい場合は「はがき」などが用いられる傾向にあります。

一方で、気心の知れた友人や親族であれば、メールや連絡ツールを使って感謝を伝える方法も広く定着しています。ご自身の負担にならない範囲で、相手との距離感に合った方法を選ぶのが目安となります。

●手書きと印刷どちらが良い?

お礼状はかつて便箋やはがきに手書きするのが一般的でしたが、現在はパソコンや代筆など、状況にあった方法で気持ちを伝えることが何より大切です。お中元の受け取り後一週間以内を目安に投函するのが望ましいとされているものの、スケジュールや体調により自分で書くのが難しいこともあるでしょう。その場合は、家族や同僚などに代筆を頼むようにしましょう。

●縦書きと横書きで印象が変わる

手書きのお礼状は、レイアウトによってイメージが少々変わります。縦書きはあらたまった印象に、横書きはカジュアルな印象になります。そのため、ビジネス関係の相手には縦書きが好まれる傾向にありますが、最近は相手との距離感や好みに合わせて柔軟に選ばれることも増えています。

●便箋・封筒の選び方

便箋や封筒は、白色で無地のものがもっともフォーマルとされています。便箋は、罫線が入った商品を選んでも問題ありません。その場合、罫線の色はブラウンやグレーなどの落ち着いた色合いが好まれます。親しい相手であれば、風鈴や金魚、ひまわりなど季節感のある絵柄が入った便箋を選ぶのも良いでしょう。はがきの場合も同様に、かしこまりたい相手には無地のものを、カジュアルな間柄にはイラスト入りのものを選ぶのがおすすめです。

お中元のお礼状の書き方

お中元のお礼状の書き方・マナーや例文を紹介

お中元のお礼状に書く文章は、次の5つの要素から構成されます。

●頭語
●時候の挨拶・季節の挨拶
●お中元のお礼
●日頃の感謝と健康への気遣い
●結びの言葉と日付・差出人名

それぞれ詳しく紹介します。

●頭語

お礼状では、贈り主にあわせた頭語を使用します。「拝啓」を選ぶのが一般的ですが、親しい間柄へのお礼状であれば「前略」でも構いません。ビジネスシーンでは「謹啓」を使うこともあり、事業所の案内や社名変更などあらたまった場面に適した頭語です。お中元のお礼状には少し柔らかい印象の「拝啓」「拝呈」などが適していると言えるでしょう。

●時候の挨拶・季節の挨拶

かしこまった相手には、漢語調の「盛夏の候」「大暑の候」などを使うのがおすすめです。カジュアルな文面にしたい場合は「真夏日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか」といったように和語調の挨拶が向いています。

お礼状を出す時期に合わせて、最適な挨拶を選びましょう。
以下に、お中元の時期によく使われる「ビジネス用(漢語調)」と「プライベート用(和語調)」の挨拶を月別にまとめました。

6月の季語と時候の挨拶

6月は、梅雨の時期や初夏の清々しさを言葉に添えるのが一般的です。

【ビジネス用(堅め)】
・初夏の候、貴社におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
・入梅の候、皆様にはいっそうご健勝のことと拝察いたしております。

【プライベート用(柔らかめ)】
・紫陽花の花が雨に映える季節となりましたが、お変わりありませんか。
・爽やかな初夏の風が心地よい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

7月の季語と時候の挨拶

お中元の時期として最も多い7月は、本格的な夏の訪れや暑さを労わる言葉を選びます。

【ビジネス用(堅め)】
・盛夏の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
・大暑の候、皆様にはいっそうご清祥のこととお慶び申し上げます。

【プライベート用(柔らかめ)】
・いよいよ夏本番となりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
・連日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

8月の季語と時候の挨拶

立秋(8月7日頃)を過ぎると、暦の上では秋。挨拶も「暑中」から「残暑」へと変化します。

【ビジネス用(堅め)】
・残暑の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
・晩夏の候、皆様にはいっそうご健勝のことと拝察いたしております。

【プライベート用(柔らかめ)】
・暦の上では秋とはいえ、まだしばらくは暑さが続きそうですね。
・お盆を過ぎてもなお厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

●お中元のお礼

挨拶文のあとは、お中元に対するお礼を伝えます。お中元を贈った人は、相手が喜んでくれたかどうか気を揉んでいることでしょう。そのため、お中元の品物を食べたり使ったりした感想を添えると、ギフトに感謝している気持ちを伝えられます。

●日頃の感謝と健康への気遣い

相手へのお礼は、お中元に対してだけでなく、日頃の相手との関わりで感じた謝意も添えると良いでしょう。くわえて、無病息災を願うなど健康を気遣う言葉を添えることで、相手を大切に思っている気持ちを伝えられます。

●結びの言葉と日付・差出人名

最後に、頭語に対応した結語を入れます。頭語が「拝啓」なら「敬具」、「前略」なら「草々」が適切な結語です。その次には、お礼状を書いた日付を添えましょう。最後の行には、差出人名を記入してください。自分の名前をフルネームで書き、ビジネス関係の相手には氏名の前に会社名も添えます。

お礼状は、品物を受け取った本人の名前で出す方法が広く知られていますが、本人が多忙であったり病気療養中であったりする場合、家族が代筆しても失礼にはあたりません。家族が代筆する場合は氏名の左下に小さく『内』、それ以外の方が代筆する場合は『代』と書き添えます。 例えば、妻が代筆する場合は、氏名の横に「内」と書き添えます。文末の余白に「主人が出張中のため、代わりまして私より御礼申し上げます」など、代筆である理由を一筆添えるとより丁寧です。

お中元のお礼状の例

お礼状を書く際は、贈り主との関係性に合わせて、文体や言葉遣いに少し工夫が必要です。そこで今回は、相手別に異なるお礼状の書き方をご紹介します。

郵便局のネットショップが実施したアンケートによると、最も多いのは1位の「親戚(25.4%)」でした。次いで2位に「友人・知人(15.6%)」、3位に「兄弟・姉妹(14.1%)」、4位に「恩師・お世話になった人(13.6%)」、そして5位に「親(13.3%)」と続いています。

これらを合わせると、全体の半数近くがご家族や親類への贈り物であることがわかります。お礼状を出す際は、こうした相手との間柄(ビジネス、親族、友人など)に合わせて、お礼状の表現や形式も適切に調整すると良いでしょう。

お中元を贈った相手は主にどなたですか?

お礼状の文例を、ビジネスシーン、親族宛、友人・知人宛の3つに分けて紹介します。こちらのサンプルを参考にお礼状を作成して、お中元への感謝を伝えてみてください。

●会社や取引先の場合

〇〇〇〇株式会社
代表取締役 〇〇〇〇様

拝啓 盛夏の候、貴社におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度は、心のこもったお品を頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。
平素よりのご支援にくわえて、ご丁重なお心遣いに恐縮いたしております。
心より感謝を申し上げますとともに、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願いいたします。
暑さの厳しい時節柄、皆様のご健康と貴社の一層のご繁栄をお祈り申し上げます。
略儀ながら書中にてお礼申し上げます。

敬具

令和〇年〇月〇日
株式会社〇〇〇〇
〇〇部 〇〇〇〇

●親戚や親族の場合

〇〇 〇〇様(夫の名前)
〇〇様(妻の名前)

拝啓 不安定な天気が続きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
この度は、心のこもったお中元の品をいただきありがとうございました。
さっそく夫婦で美味しくいただいています。
いつもながらのお心遣いに触れ、心が温かくなりました。
また、折に触れて家族みんなでお顔を見せにきてくださり、大変嬉しく思っています。
まだまだ厳しい暑さが続きますが、どうかお身体にはくれぐれもお気をつけください。
略儀ながら書面にてお礼申し上げます。

敬具

令和〇年〇月〇日
〇〇 〇〇(夫の名前)
〇〇(妻の名前)

●友人や知人の場合

〇〇〇〇様

前略 いよいよ夏本番を迎えるなか、いかがお過ごしでしょうか。
この度は嬉しいお心遣いをいただき、ありがとうございました。
さっそく家族と一緒に美味しくいただき、心ほぐれる時間を過ごせました。
いつもながらのお心遣いに感謝いたします。
まだまだ暑さが続きますが、くれぐれもご自愛くださいませ。
まずはお礼まで。

草々

令和〇年〇月〇日
〇〇 〇〇

郵便局のネットショップお中元・夏ギフトのお客様の声

実際にお中元・夏ギフトを「郵便局のネットショップ」でご購入いただいたお客様からの、嬉しいお声をご紹介します。

ご利用いただいた皆様からは、「価格や種類など、さまざまな品があって選びやすい」「果物がいつも美味しい」といった、郵便局のネットショップならではの品質と利便性を評価する声が多数寄せられています。

贈る側も受け取る側も笑顔になるリアルな体験談は、品物選びの何よりのヒントになるはずです。当ショップでは、夏の定番であるビールやそうめんはもちろん、全国各地の厳選グルメや旬のフルーツまで、多彩なラインナップをご用意しております。贈る相手を笑顔にする「夏のご挨拶」にふさわしい一品を、ぜひ見つけてみてください。

   

お中元のお礼状の書き方・マナーに関するよくある質問

お中元をいただいた後に送るお礼状ですが、いざ書こうとすると、どのような文面やタイミングが適しているのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。そうしたお中元のお礼状の書き方やマナーに関するよくある疑問にお答えします。

●お中元が届いたら連絡はどうしますか?

可能であれば、まずは電話やメールで届いた旨をお伝えすると丁寧です。その後、正式なお礼として3日以内(遅くとも1週間以内)を目安にお礼状を出すことが望ましいとされています。ただし、これらはあくまで目安のため、状況に応じて無理のない範囲で対応しましょう。親しい間柄など、メールだけで済ませてもよいケースもあります。お礼の伝え方は相手との関係や状況に応じて選ぶとよいでしょう。

●お中元をもらったら返礼は必要ですか?

基本的にはお返し(品物)を贈る必要はありません。お中元は日頃の感謝として贈られるものなので、お礼状で感謝の気持ちを伝えるだけで十分です。もし「お互いに贈り合いたい」と考える場合は、まずお礼状を送り、数日経ってから返礼品を贈りましょう。その際、相手より高価な品を選ぶと「次回からは不要です」という拒絶のサインになる可能性があるため、同等か少し控えめな予算で選ぶとよいでしょう。

●お中元のお礼状の例文を教えてください

お礼状の例文は、「贈り主との関係性」に合わせて言葉遣いを選ぶのがポイントです。基本の構成(頭語・時候の挨拶・お礼・健康を祈る言葉・結語)に基づいて作成しましょう。

・ビジネス・親戚:「拝啓・敬具」を用い、季節の挨拶から始まるフォーマルな構成にする

・家族・友人・知人:「前略・草々」など少し崩した表現を用い、親近感のあるメッセージにする

いずれも品物への具体的な感想を添えることで、感謝の気持ちが伝わる内容になります。

まとめ

お中元を受け取ったら、頂いた気持ちと贈り物への感謝を伝えるために、まずはお礼状を用意しましょう。お礼状は、かつては便箋やはがきに手書きするのが一般的でしたが、現在はパソコンや代筆など、状況にあった方法で気持ちを伝えることが何より大切です。お中元を贈ってくれた相手と良い関係を続けるためにも、丁寧にお礼を伝えてみてください。また、こちらからも品物を贈りたい場合は、返礼品を贈っても構いません。

返礼品選びに悩んだときは、郵便局のネットショップが実施した「お中元にもらって嬉しいもの」のアンケート結果と「お中元・夏ギフト特集」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

お中元にもらって嬉しいものはなんですか?

「お中元にもらって嬉しいもの」で最多の支持集め1位となったのは「果物・野菜・農産物(18%)」でした。みずみずしい旬のフルーツや新鮮な夏野菜などは、季節感をダイレクトに感じられる贈り物として広く親しまれているようです。

続く2位には「和菓子・洋菓子(15%)」、同率3位に「お肉・ハム(15%)」がランクインしており、世代を問わずシェアしやすいスイーツ類や、贅沢感を味わえるグルメも根強い支持を集めています。さらに、食卓を彩る「海鮮・水産加工品(14%)」、一息つきたいときに嬉しい「お茶・コーヒー・飲料(10%)」、夏の晩酌にぴったりの「ビール・お酒(9%)」と続いており、全体として日々の食卓を少し豊かにしてくれる食品や飲料系が上位を占める結果となりました。

「郵便局のネットショップ」では、これらのお中元や夏ギフトに喜ばれる商品を豊富に取り揃えています。

現在開催中の「お中元・夏ギフト特集2026」には、人気の産直フルーツやお肉のギフトをはじめ、贈る相手の好みに合わせて選べる魅力的なラインナップが勢ぞろいしています。相手の笑顔を思い浮かべながら、ぴったりの一品を探してみてはいかがでしょうか。

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