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【獣医師監修】犬のシニア期とは?チェックしておきたい体調の変化や運動・遊びでの注意点、元気に過ごすためのポイントを解説
監修:獣医師 丸田香緒里
日本大学獣医学科卒。動物病院勤務後、飼い主様にもっと近い存在の獣医師になりたいと思い「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーに、アニマルライフパートナー設立。
獣医中医師、ペット栄養管理士などの資格を生かし、シニアケアや飼い主の心のケアにより力を入れた往診診療(神奈川県藤沢市及び近郊)のほか、企業顧問、製品開発など活動は多岐にわたる。
往診獣医師協会代表理事、女性獣医師ネットワーク理事を務める。
著書に『犬のいる暮らし一生パートナーでいるために知っておきたいこと』(池田書店)。
この記事では、犬のシニア期の定義、高齢になってきたころに変化する体調についてくわしく解説します。体調に変化が現れた時の対処法と、運動・散歩の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
犬のシニア期の定義とは?
犬のシニア期には明確な定義はありません。しかし、犬種別に一般的な目安が定められているため、目安を参考に愛犬の体調をチェックしてみましょう。ここでは、犬種別の目安と該当する種類を紹介します。
小型犬は11歳以上
体重10kg未満の超小型犬・小型犬のシニア期の目安は11歳以上です。超小型犬・小型犬に該当する種類を見てみましょう。
● タイニープードル
● チワワ
● トイプードル
● パピヨン
● 豆柴
● ポメラニアン
● シーズー
● 柴犬
● ヨークシャテリア
● ミニチュアプードル
● パグ
● ミニチュアダックスフンド
小型犬と超小型犬に該当する犬種は非常に多いため、まずは体重をチェックすることがおすすめです。
中型犬は8歳以上
体重25kg未満の中型犬のシニア期の目安は8歳以上です。中型犬に該当する犬種を見てみましょう。
● アメリカンコッカースパニエル
● 甲斐犬
● フレンチブルドッグ
● ボーダーコリー
● 日本スピッツ
● バセットハウンド
● ビーグル
● ブルドッグ
体がさほど大きくなくても、体重10〜25kgの犬は中型犬に該当します。愛犬がいずれかに該当する場合は、8歳を超えるとシニア期になると考えておきましょう。
大型犬は6歳以上
体重25kg以上の大型犬のシニア期の目安は6歳以上です。大型犬に該当する犬種を見てみましょう。
● 秋田犬
● アラスカンマラミュート
● エアデールテリア
● ゴールデンレトリバー
● サモエド
● シベリアンハスキー
● スタンダードプードル
● チャウチャウ
● ドーベルマン
● ラブラドールレトリバー
大型犬のシニア期は、小型犬と比べて早くなっています。愛犬が上記の犬種に該当する場合は、早めにシニア期の準備を始めることがおすすめです。
シニア期に起こる体調の変化
愛犬がシニア期に入ると、これまでに見られなかった体調の変化がいくつか見えてきます。ここでいくつかの変化を紹介するので、シニア期に入る愛犬がいる方は参考にしてください。
食事量が減る、または食べなくなる
愛犬の変化で特に気づきやすいのが、食事量の減少です。以前に比べて食事量が減った、または食べなくなった場合は、愛犬の体に何らかの変化が起きている可能性があります。食事量が減少する理由は以下の通りです。
● 味覚や嗅覚の衰え
● 歯周病や歯の問題
● 内臓への負担による食欲減少
● 食事の姿勢のつらさ
人と同じように、犬も年齢を重ねると体の内部にさまざまな変化が生じます。前かがみになることがつらく、食事を食べなくなるケースもあるため、無理なく食べられる食事台やお皿を用意してあげましょう。食事量の減少によって体力が落ちた場合は、すぐに獣医師に相談し、診察してもらうことが大切です。
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水を多く飲む
以前に比べて水を飲む量が増えた場合も注意が必要です。糖尿病や腎不全が原因で飲む量が増えている可能性があるため、一度診察を受けましょう。病院に行く目安は、1日50〜100ml/kg以上の水を飲んでいるかどうかです。
夜泣きをする
シニア期に入ると、トイレに行きたい、または飼い主が近くにおらず不安などの理由から、夜泣きをすることがあります。眠る場所の近くに飼い主のにおいがするものを置いたり、トイレがわかりやすいよう部屋を少し明るくしたりすることがおすすめです。
足腰が弱くなってくると動きにくくなるため、就寝場所の近くにトイレを置きましょう。近くにトイレを置いても排泄が難しい場合は、犬用のおむつを着用させてみてください。
トイレや不安な気持ちのほかに、認知症による夜泣きもあります。こちらも不安な気持ちから夜泣きをしてしまうため、暖かな寝床を用意する・就寝時の部屋を少し明るくするなどの工夫を施してあげてください。
体力が低下したときなどのおもらし対策に。モレを防ぐサイズ調節機能付しっぽ穴、パンツが脱げるのを防ぐサスペンダー付。サイドの面ファスナーで着脱簡単。お手入れしやすいコットン素材使用。別売りの紙おむつと一緒にご使用ください。
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性格に変化が現れることもさせてみてください
人と同じように、犬もシニア期に入ると性格が変化する恐れがあります。性格の変化の一例を見てみましょう。
● 呼んでも反応しなくなる
● ボーっとしている時間が多い
● 家族を認識できなくなる
● 攻撃的になる
● 近寄ることが難しいほど凶暴になる
これまでにない性格の変化が生じたら、一度獣医師に見てもらうことがおすすめです。
シニア期を元気に過ごすためのポイント
体調や性格などにさまざまな変化が訪れるシニア期でも、愛犬には元気に過ごしてほしいもの。快適に、ストレスなく過ごすには安心・安全な環境を整えつつ、少しの運動を行うことが大切です。ここでは、シニア期の愛犬が元気に過ごすためのポイントを解説します。
定期検診を受ける
愛犬がシニア期に入ったら、半年に1回のペースで検診を受けましょう。青年期は年に1回のペースで問題ありませんが、シニア期は体の不調が増えやすいため、検診回数を増やす必要があります。定期健診の時期ではなくても、何らかの不調が見られたら、早めに病院を受診しましょう。
室内の安全対策を実施する
愛犬がシニア期に入ったら、室内の安全対策を実施しましょう。これまでトラブルなく過ごせていた場所でも、足腰が弱くなる・体力が落ちるなどの原因でケガをする恐れがあります。愛犬の状態にあわせて、対策を施すことが大切です。状態別の対策例は以下の通りです。
● 足腰が弱くなる:犬用の靴下を履かせる・滑りにくいマットにする・ステップなどで室内の段差を解消する
● 体力が落ちる:トイレ・水飲み場・食事場所・寝床などを近くにまとめる
対策を実施することで、シニア期の愛犬が室内でケガをするリスクを抑えられます。体力が落ちているときは、移動がおっくうになるため、少しの移動で必要なことを済ませられるようにしてあげましょう。
シニア期は体調を崩しやすくなるので、空調管理に気を遣う必要があります。寒さや暑さを感じずに快適に過ごすためにも、室温を25〜27度に保ちましょう。
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食事内容を見直す
青年期に比べ、シニア期は運動量が落ちるため、愛犬の状態にあわせて食事内容を見直しましょう。運動量が落ちているときは、太りすぎを防ぐために低カロリーのご飯に変えましょう。少量でもしっかりエネルギーを補給できるように、高たんぱくのご飯にすることがおすすめです。
噛む力や消化吸収能力の衰えによって食事量が減っているときは、食べやすさを重視しましょう。ドライフードはぬるま湯でふかして柔らかくする、準備が難しいときは煮込んだレトルトフードや缶詰を活用するなどの工夫を施してみてください。
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散歩と運動でストレス軽減&認知症予防
シニア期に入っても、適度な散歩と運動をすることがおすすめです。散歩や運動をすれば、愛犬のストレスを軽減できます。日光を浴びて、外の景色を見る・匂いをかげば、脳に刺激を与えられるため、認知症予防の効果も期待できるでしょう。
ただし、シニア期の愛犬が長時間散歩することは難しいので、短時間にとどめることが大切です。足腰が弱っているときは、無理に運動させないよう注意が必要。運動不足による血行不良を防ぐために、自宅で手足のマッサージをしてあげましょう。
いつでも一緒!愛犬も飼い主さんも快適!
・抱っこしたままでも、サッとたためるサイドロック式ワンタッチレバー
・前輪1つなので、小回りが利き、思いのままに走行できます。
・大きなメッシュ窓で通気性も抜群!
・背面ポケットと大容量バスケットで荷物スッキリ
・停止時も安心な後輪ロック付き
・カバーが後方にも開けられるので、カートを押しながら愛犬の様子を確認できます。
・前輪サスペンションが路面からくる振動を和らげます。
・飛び出し防止リード2本つき
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仕切りを立ててたっぷり収納できるカート!
・ペットと荷物のスペースを区切ることができる仕切り付きペットカートです。
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・ハンドルの折りたたみロックを解除して、片手で簡単に折りたためます。
・直径30cmの大きなタイヤで、取り回ししやすく、段差も楽に乗り越えられます。
・路面状況に応じて、前輪を360℃旋回から直進に固定できます。
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運動・遊びにおける注意点
前述したように、シニア期は体力が落ちたり足腰が悪くなっていたりするので、ハードな運動や長時間の運動はおすすめできません。愛犬が無理なく体を動かすための注意点を解説します。
足腰の状態にあわせて歩く場所を変える
犬の足はさまざまな情報を吸収し、刺激を受ける場所なので、体の状態にあわせて歩く場所を変えましょう。足腰がしっかりしていて歩ける子は、コンクリート・砂利・草など、多くの場所での散歩が可能です。ときには砂浜を歩かせることで、体幹トレーニングにもつながります。
足元がおぼつかなくなってきたら、土や草などの柔らかな場所を歩かせましょう。障害物がなく、地面が柔らかい場所なら、万が一転んでもケガのリスクを最小限に抑えられます。
歩行が難しい場合は歩行補助ハーネスや車いすを活用
足腰が弱っており、歩行が難しい場合は歩行補助ハーネスや車いすを活用しましょう。活用できるグッズの特徴は以下の通りです。
● 歩行補助ハーネス:飼い主が歩行をサポートできる
● 車いす:後ろ足が弱っている犬の歩行をサポートするタイヤ付きの歩行器
● ペットカート:ペットが乗れる小型のカート。動けない犬に適している
歩行補助ハーネスは両足、車いすは前足を動かすため、短時間の散歩に活用できます。ペットカートは動けない愛犬にぴったりですが、散歩や運動はできません。体をしっかり動かすグッズではないものの、日光を浴びることで脳が刺激を受けるため、ストレス軽減効果が期待できるでしょう。
前足の筋力や視力が低下したときの歩行補助に。
2本の調節ベルトでしっかりフィット。面ファスナーで着脱簡単。
手にやさしい持ち手クッションカバー付。負担のかかりにくい軽量素材。
抗菌・アンモニア消臭の通気性メッシュ素材使用(内側)
足腰の筋力が低下したときの歩行補助に。
装着したままでもオス・メス共に排せつ可能。面ファスナーとワンタッチバックルで着脱簡単。
手にやさしい持ち手クッションカバー付。負担のかかりにくい軽量素材。
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まとめ:安心・安全な環境を準備してシニア期の愛犬と快適に暮らそう
犬のシニア期は犬種別に異なります。小型犬と超小型犬は11歳以上、中型犬は8歳以上、大型犬は6歳以上です。愛犬がシニア期に該当する場合は、ここで紹介した元気に過ごすためのポイントを参考に、住環境を整えてあげることがおすすめです。
愛犬が無理なく動けるのであれば、適度な運動や散歩に連れ出してあげましょう。日光や外の景色によって脳が刺激を受けるため、ストレス軽減や認知症予防の効果が期待できます。愛犬が元気に、健やかに暮らせるよう、これまでの生活を少し工夫してみてください。
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