お手入れのしおり

カランコエ

カランコエ画像
名称
カランコエ
分類
ベンケイソウ科 多肉食物
説明
花もちが良く長期間咲き続けて、カラフルな花色を楽しめるのが特徴です。短日性で、昼の長さが12時間より短くなり始めると花芽が分化しはじめる植物です。したがって自然栽培では冬を経て初めて花芽ができるので春に開花します。最近では人工的に短日処理をして、周年を通して楽しめる花となりました。
置き場所
日当たりと風通しのよい室内か、雨のあたらない屋外で管理します。ただし真夏の直射日光は日焼けの原因になりますので避けましょう。冬越しは最低5℃以上を保つようにします。
水遣り
乾燥には強いですが過湿には弱いので、土が十分乾いてからたっぷり与えます。
肥料
花が咲いている間は、液肥を月3-4回与えます。

この植物のよくある質問

  • 花がついてくれない。

    カランコエは短日性で日が短い時に花が咲く植物です。したがって通常は春と秋に花が咲きます。それまでになるべくよく日光浴をしましょう。ハイポネックスなどの液肥を10日に一度与えておきます。夜間電気の日ありのあるところに置いておくといつも長日状態になって花芽分化しにくいので夕方5時から翌朝8時までダンボールの箱などで光を遮ってあげるようにします。

  • 開花時期、肥料の種類、増やし方について。増やし方については詳しく教えてください。

    カランコエはベンケイソウ科の植物で開花期は短日性植物なので春と秋が普通です。肥料は特に選びませんが、液肥ならば10日に一度、固形肥料ならば月に二回程度与えます。増やすには挿し木ができますので、夏冬を除く季節に枝先を3-5cmほど切って、切り口を好く乾かしてから軽く湿らせた赤玉土に挿すと簡単に発根します。

  • カランコエを購入しましたが、多肉の葉の処理の仕方や日なた、半日陰に置くのか、株分けが出来るのか、どうか正しい育てかたを教えて下さい。

    なるべく日に当てて管理しましょう。しかし真夏の直射日光は強すぎるので半日陰に移動します。寒さには強くないので、冬はやや乾かしぎみに管理し5度を下らないようにしましょう。増やすには挿し芽をします。花の付いていない枝先を赤玉土の小粒に3日間ぐらい切り口を乾かして挿します。

  • 挿し木をしたカランコエが全然咲きません。どうしてでしょう。

    十分花が咲くぐらいの大きさになっても花が咲かないのは短日植物のせいかもしれません。人間と同居すると電気の明かりのためにいつも長日状態になるので花芽分化しないのです。夕方5時から翌朝8時までダンボールの箱などをかけて光を遮ってあげましょう。

  • 大きくなって下半分の葉が無くなり、見苦しいです。枝別れしてるところから根も出ているようです(葉はここから10センチほど上から付いてます)。どう植え替えたらいいですか?

    カランコエは生長するにつれて葉がなくなったり、茎が曲がったりして姿が崩れてきます。したがってこんなときには挿し木をして新しい株を更新する必要があります。葉の付いている枝先を何本か切って、一番下の葉を取り除いて、3日ぐらい切り口を乾かしてから赤玉土に挿します。そのまま明るい半日陰においておくと発根してきます。切った親株からも新しい葉が出てくるでしょう。

お手入れのしおり TOPへ

ページの先頭へ戻る