お手入れのしおり

カトレア

カトレア画像
名称
カトレア
分類
ラン科カトレア類
説明
中央・南アメリカに約30種が自生しており、最も有名なランの一つです。イギリスの園芸家Cattley氏にちなんで名づけられました。中南米に自生する原種に、改良をかさねたのが、現在のカトレアです。その華麗さは、「優雅な女性」とも「あなたは美人」ともうたわれて、花ことばまで多彩です。コロンビアでは国花、フランスでは12月の誕生花となっています。
置き場所
冬期でも15℃の温度が保てる所に置くのが望ましいですが、越冬は7-10℃で可能です。窓ごしの日光が充分に当たる場所に置くようにします。温度が最低15℃以上となる5月から9月中旬頃までは、戸外の風通しのよい木陰で栽培した方が丈夫に育ちます。
水遣り
植え込み材料の水苔の表面が、乾いて白っぽくなったら与えるようにしますが、温度の高い夏期は、よく乾くので毎日あげましょう。冬は充分に温度が保てない場合は控え目にします。
肥料
春から秋の生育期には、市販の液肥を規定の倍数に薄めたものを週1回与えます。秋から冬にかけては肥料は一切与えないでください。

この植物のよくある質問

  • カトレアの育て方、痛んだ葉は切っていいですか?

    ラン類は寒さに弱いので、冬の管理はなるべく温かい明るい環境で育てるようにしましょう。水やりも少なめにし乾かしぎみに管理します。傷んだ葉は消毒した鋭利なはさみで切り取っておきましょう。

  • 12月に頂いた鉢ですが花が終わりました。今年中に又咲かす事が出来ますか?出来るなら方法を教えて下さい。

    株が充実すればまた咲いてくれるでしょう。今はなるべく暖かいところで保護して、日に当てて水ごけの表面が乾いたならば水やりして管理します。春暖かくなったならば週一の頻度で液肥を与えておきます。夏の日が強くなったならば明るい半日陰で育てましょう。

  • 新芽が4センチくらい育っても植替えには遅くないですか?又、盛夏と真冬除いて植え込み材にトラブルあったら植替えしたいのですが?

    新芽が伸び始めているならば根はあまりいじらない植え替えならば問題ないですが、たとえば水ごけを完全に新しいものにするような植え替えは慎まなければなりません。春か秋の気候のよいときであればそれほどダメージはないので植え替えてもよいでしょう。

  • 昨年咲いたバルブからはもう花は咲かないのですか、だとしたら植え替えする時古いバルブは切り取った方が良いのですか?

    カトレアは一度咲いたバルブからは花は咲きません。昨年咲いたバルブのすぐ横に新しいバルブができて今度はそのバルブに花を付けるのです。したがって植え替えをする時はその方向を空けて植えつけるようにします。古いバルブは新しいバルブの栄養源になるのでしぼんで役に立たなくなるまでは付けておきます。

  • 梅雨頃から春の新芽の他に芽をふいてます。そのままで良いですか?また、中にはいつも数匹の蟻がとまっている芽があるのですが、蜜入りでしょうか?花がつきますか?まだ2センチですが、太い芽です。

    最近天候が不順なので植物の方も色々な生長の仕方をする場合が多いのでしょう。特に問題はないでしょう。太い芽ならば花芽の可能性もありますね。蟻は色々な病虫害を引き起こす元凶です。退治しておきましょう。

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