梅盆栽
- 説明
- 中国が原産地で、古くから栽培され日本と中国で多くの品種が生まれています。鑑賞専用の花梅は、果樹用の品種(実梅)とは一応別とされています。梅はその花姿、優雅な枝振りなどがこの上なく風流だとして、古く人々の心を魅了してきました。別名「春告草」「匂草」と呼ばれる梅は、寒い季節に咲く数少ない花のひとつです。
- 置き場所
- 耐寒性は強いので、屋外で十分に日光に当て栽培します。部屋の中ではつぼみが落ちてしまいますので気を付けましょう。正月に咲かせるためには、明るい部屋に置いて、つぼみに毎日2-3回霧をかけ、開花を調整すれば早く咲かせることもできます。
- 水遣り
- 表土が乾いてきたら鉢底穴から流れ出るくらいたっぷりと与えます。過湿を嫌うので、水やりは土の表面が乾いたときだけ行います。受皿にたまった水は根腐れの原因になるので捨てるようにします。
- 肥料
- 肥料はこまめに与えることが肝心です。目安としては3月下旬から10月初旬までの間に5-6回程度。3月下旬に1回目の肥料を与え、その後は5月、6月、8月、9月、10月のそれぞれの初旬に与えるようにするとよいでしょう。肥料は油粕の玉肥を鉢土の上に施与えます。肥料は開花後、7月頃までは有機固形肥料を与えます。
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