ギフトストア

慶事、出産祝い、結婚祝い、弔事、カタログギフトまで

贈り物10カ条|ギフト通販なら郵便局のギフトストア

結婚祝いや引越祝い、内祝い(お返し)など・・・
様々な用途の贈り物にまつわる疑問を、
ギフトコンシェルジュとして活躍されている裏地佳子さんに聞きました。
いまさら聞けない疑問、マナーを押さえて、贈り物上手を目指しましょう!

のし紙とは貰い手に用途と贈り主を書く「掛け紙」に、干しあわびを打ち伸ばした「のし」、「水引」を描いたもの。デザインによって多少違いはありますが、水引の結び目の上に贈り物の用途(寿、内祝いなど)を書き、結び目の下に贈り主の名前を書くのが一般的です。

また用途や名前などを書かない「無地のし」というものもあります。ご挨拶など贈り物の用途が限定されないときは、書かなくてもマナー違反ではありません。
そしてあわせて覚えておきたいのが、「内のし」と「外のし」の違い。

内のしは包装紙の中にのし紙を貼ったもの。一見して贈り物の用途が分からないため、内祝い(お返し)などあまり主張したくない贈り物におすすめです。外のしは包装紙の上にのし紙を貼ったもの。すぐに贈り物の用途が分かるため、お中元やお歳暮などにおすすめです。

水引とはのし紙に印刷された、または掛け紙と贈り物を固定するために結ばれる紙製の紐のこと。
用途によって最適な紐の色、結び方を選びましょう。

最近では「水引アート」と言われる様々な色の水引で、動物や花などを模したものがあります。これらは主に慶事用ですが、デザインがカジュアル過ぎるものはフォーマルの場での使用は避けた方が無難かもしれません。

贈り物にはベストと言われる贈るタイミングがあります。
手渡しはもちろん配送するときの参考にしましょう。

贈り物のタイミング

◎お中元:関東エリア 7月1日〜7月15日 / 関西エリア 7月下旬〜8月15日

◎お歳暮:12月初旬〜12月25日

◎出産祝い:生まれて1週間〜生後2か月まで

◎結婚祝い:挙式・披露宴の1週間前まで

ただし、これはあくまでも目安。地域によって違いもあるため、少しずれたとしても気にする必要はありません。またクリスマスや誕生日など、日程が決まっているイベントの贈り物は1週間前〜当日を目安に贈りましょう。
貰い手のことを考えて届く時期、時間に配慮する。
何気ないことですが、貰い手が贈り物を受け取るタイミングをしっかり演出しましょう。

用途や贈る相手によって、NGとされる贈り物があるのでご注意を。

NGな贈り物

◎結婚祝い:「縁を切る」を連想させる包丁、ハサミ など

◎新築祝い:「火事」や「火」を連想させる ライター、灰皿 など

◎目上の方:「踏みつける」を連想させる腰よりも下に身に着けるもの
(ズボン、靴下など)

◎快気祝い:「病気が治らない(残る)」から後に残るもの
(装飾品、雑貨など)

ただし、これらは絶対に贈ってはいけないというわけではありません。
時代の変化とともに贈り物事情も変化しています。貰い手が希望したり、避けられてきた理由をきちんと理解した上で、一言添えれば問題ないでしょう。

贈る相手や用途に適した相場をおさえましょう。
お中元やお歳暮の場合は、3000円〜5000円が相場と言われています。ご祝儀に代わる結婚祝い品の場合は、ご祝儀代を目安にしましょう。
また内祝い(お返し)の場合は、基本「半返し(いただいた贈り物の半額)」と言われています。
高価な贈り物・内祝いは、ときに貰い手を困らせてしまうことがあるため、金額に込めきれなかった想いは手紙などに込めると良いでしょう。

「忌み言葉」とは、用途によってふさわしくないとされる言葉のこと。送り状やお礼状、電報を書くときは忌み言葉の使用は控えましょう。

「忌み言葉」の一例

◎結婚祝いの手紙で…… 夫婦の別離、不幸などを連想する言葉

◎ご不幸にあたって…… 同じ言葉を繰り返す重ね言葉

また手紙の文末に「お身体をご自愛ください」と書く方がいますが、実はこれ間違った日本語。「自愛」には“身体を大切に”という意味があるため、「ご自愛ください」が正しい使い方です。

臨機応変に対応すればOK!
最近では、購入した店舗やWEBから直接配送することがほとんどです。これは決してマナー違反ではありません。
ただし、新築祝いや誕生日会など主催者との距離が近く、参加者の人数が限定される会にお呼ばれしたときは、手渡しが良いでしょう。 その他、どうしても手渡しで贈りたいときは、事前に貰い手に相談するようと良いでしょう。

お中元・お歳暮は、日ごろお世話になっている方に感謝と益々の健康を願って贈るもので、基本的に一回贈ったら継続して贈るのがマナーです。
なぜなら「お中元」と「お歳暮」には、“これからもよろしくお願いします”という意味が込められているから。一回だけ贈りたいときは、用途(表書き)を「御礼」にしましょう。
また「お中元」と「お歳暮」を贈るのを止めたいときや関係が疎遠になってしまったときは、いきなり連絡を断つのは避け、年賀状や寒中見舞いなど、季節のご挨拶を欠かさないようにしましょう。

ご挨拶や昇進祝いなど、ビジネスのお付き合いでも贈り物をするシーンがあります。その際に気を付けたいポイントをいくつか紹介しましょう。

ビジネスギフトで気をつける点

  • ●複数人で楽しめるもの
  • ●日持ちするもの
  • ●万人受けするもの
  • ●消えモノの場合は、個包装など手間もかからず食べられるもの

ビジネスのお祝いの贈り物として定番かつ人気の「胡蝶蘭」は、まさにこれらのポイントをおさえた優等生。華やかな見た目にお手入れもラクラク、縁起のよい花言葉のおまけ付きです。

心得として、贈り物を選ぶときは貰い手のことを十分に考えましょう。用途に相応しい品か、貰い手の好みか、食べ物などの消え物が良いのか、雑貨などの残るものが良いのか…配慮がつまった贈り物はきっと喜ばれるはずです。
相手の好みが分からないときや、直接聞けないときは家族構成などを参考に、自分の予算内で買える一般的なものを選ぶと良いでしょう。

ギフトコンシェルジュ裏地桂子さん プロフィール

ギフトコンシュルジュ、クリエイティブコーディネーターとして、雑誌や企画展などの商品セレクションをはじめ、商品開発などを手がける。著書は『贈る心得。ご縁結びのスイーツ』(講談社)、『最上級のプチプラギフト100』(光文社)など多数。

画像はイメージです。